上海 インターンシップ中国地域情報

黄浦江をはさんで、外灘側はレトロ上海、向かって浦東地区はモダンな上海。外灘には、黄浦江沿いに上海が最も華やかだった租界時代の建物が並びます。ライトアップされた外灘は、「中国で一番美しい夜景が見られる場所」かも知れません。

変わって、浦東地区。もともと人の住まない湿地だったこの場所、再開発計画により、世界5本の指に入る高さの金茂大厦や、明珠タワーを筆頭に高層ビルの立ち並ぶ未来都市へと変貌を遂げました。モダン上海、浦東地区からながめるレトロ上海、外灘の夜景も美しく、レトロとモダンが混在した上海の魅力を感じることができます。

かつて1930年代の上海は東アジア最大の都市、「東洋のパリ」としての地位を誇っていました。かわって現代の上海、2004年度の「国際都市競争力ランキング」によると、上海は世界第25位。首都の北京（34位）を抜いて、中国本土トップの都市に躍り出ました。

「全世界企業の上位500位」にランクインしている会社のうち100社 以上が,上海に本部を設立し、上海を拠点として中国でのビジネスを展開しています。

上海万博は2010年5月から10月、黄浦江一帯を会場に開かれ、7000万人の来場者数を見込んでいます。（ちなみに、愛知万博は計約2,200万人を動員しました。）万博へ向けて、市内の観光産業も発展を見せています。

万博開催まで、上海市内の星つきホテルは現在の約350件から、さらに60件以上増える見通し。また、香港についで、中国で2件目のディズニーランドの建設計画も。ディズニーと中国政府の間で交渉が進められているとのことです。

中国一の都会として先進国の個人主義の強い影響を受け、「自分が頼り、自分のため」というのが上海人の原則。時間に正確、ビジネス感覚が最も日本に近いのが上海？また、上海の男性は女性に優しいことでも有名。