杭州 インターンシップ中国地域情報
中国の古都として有名な杭州。かつては中国人の憧れのハネムーン先でもありました。時が流れても、杭州の美しさは変わらないままです。
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古都・杭州
中国の6大古都のひとつ、杭州。隋煬帝が杭州と北京を結ぶ京杭運河を開通させてから、中国の南北をつなぐ重要な交通と貿易の中心地となりました。かの有名なマルコ・ポーロも「世界でもっとも美しくて華やかな都市」とほめ称えたといいます。
中国では、「天には天国があり、地には蘇州と杭州がある」といわれ、その美しさで多くの人をひきつけています。少し前までは、蘇州と並び中国人のハネムーン先の定番でした。 -
西湖十景
西湖は杭州市の西側に位置する中国十大美景の一つ。中国4大美人のうちの一人、西施にちなんで名づけられたことでも有名です。「上有天堂、下有蘇杭」の名にもとらない、四季おりおりの美しさを見せる湖です。
また、湖畔を散歩がてらのんびり歩いているとおしゃれなカフェやレストランなどが立ち並んでいます。 -
お茶のふるさと・杭州
中国茶は1000以上もの種類があるといわれています。その中でも有名なのが、杭州西湖付近でつくられている龍井茶。1000年以上の歴史を持つ中国2大緑茶のうちのひとつで、ほのかな甘みとさわやかな飲み口が特長、中国を代表する緑茶と言ってもいいでしょう。
以前は、北京・人民大会堂(日本の国会にあたる)でも龍井茶が使用されていたとのこと。この、龍井茶、最も高級なものは国賓用として用いられ、一般の市場には出回っていないのだとか。
中国には、お茶で身代をつぶす、という言い回しもあり、高級なお茶は20グラムで約20万元(日本円で約300万円)の値段がつくものもあるそうです。