中国南の玄関都市として発展してきた広州、中国初の経済特区として奇跡的な成長を遂げたシンセン。中国の勢いを感じることのできる2都市です。
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          食在広州  中国の食文化はすでに5000年の歴史があり、国土が広い上、歴史、習慣、気候などの関係で、所によりそれぞれ違う味となります。有名なものに、山東料理、四川料理、広東料理などがありますが、王様はもちろん広東料理です。 
 南国の豊富な食材を活かした料理、また日本でも人気の飲茶までさまざまな味が楽しめます。広州には清平路と言われる市場があり、長さ1キロくらいの通りに2000件ほどの店が集まり「食在広州」の名に違わず、ありとあらゆる食材を見ることができます。
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          中国初の経済特区・シンセン  シンセンは広東省中部沿海にある、香港にとなりあった街。1980年初めまでは人口数万人の漁村でした。ところが、1980年、「改革・解放」を指揮した鄧小平の指示により中国で初めての特別経済区に指定されたことをきっかけに、急成長をとげ、現在では人口1000万人の大都市となっています。 
 経済特区に指定されていらい、外国投資を積極的に誘致し、製造業をメインに発展を続けてきました。近年では、情報通信産業・サービス業も急速に発展しています。輸出額では香港を抜き、上海にせまる勢い。上海とともに、外国人が投資できる株式を扱っています。また、シンセン1人あたりの所得は約136,000元(03年度)、北京・上海を抜き、中国本土トップです。
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          チャイニーズ・ドリームシンセンでは、チャイニーズドリームを追いかけて、全国から若者が集まり、聞くところによるとシンセンの平均年齢は26、7歳だとか。街中で老人の姿をみかけることもあまりない、若者の街です。 
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          広州人の性格一般的に、広州人は大きな賭けなどを好む、冒険心と開拓精神にとんだ性格。反対に、政治には興味がなく、机上の空論を嫌うきわめて現実的な部分もあるとのこと。 
 
      



