就活中にインターンシップ参加を決意
私の大学での専攻は中国語でした。特に大学1,2年生の間は、中国語にどっぷりつかった生活を送っており、またそれが楽しくて仕方がありませんでした。そして迎えた大学4年生の就職活動。 この時、私は「中国へ行く」という決断を出しました。働きながら中国で生活すれば、費用の面も負担が少ない。また留学では発見できない中国のことを学べるのではないか。そう、インターンシップでなら、「実現できない夢」だと思っていたことも実現できるのではないか。そうやって私のインターンシップ生活は決まったのです。
「Thank you, Ms.Smile」
私は上海の5つ星ホテルで働き始めました。ホテルで働いた経験もなく、最初のうちは、中国人上司に「kayoはもっとフレンドリーになったほうがいい。表情が固い」 「kayoはいつも眉間にしわが寄ってる」としょっちゅう言われました。5つ星ホテルでインターンシップお客様に挨拶することや、電話を取ることも緊張してままならないこともありました。
でも仕事を続けて慣れていくと、お客様に「Thank you, Ms.Smile」言っていただいたりすることも多くなり、「ホテルで働く」ことがどんどん好きになっていきました。ホテルで働くと、お客様の反応がダイレクトに伝わってくる。がんばった分だけ自分にフィードバックされる。とても素敵な職業だと思いました。
英語・中国語を活かして働く
現在はある商社の海外グループにて貿易事務をしています。貿易関係の仕事は、英語も中国語も活用できる職業で、昔からやりたかった仕事です。仕事は、自分の裁量が大きく、責任は大きいですがやりがいのある充実した仕事です。
半年間だけのインターンシップでしたが、自分がやりたいことを発見するための貴重な時間であったと思います。この半年間で学んだことは私の糧になり、大きく成長することができました。 今後は貿易事務と中国語の勉強を続け、再び中国で仕事をできたらと思っています。