中国との出会いを教えて下さい!
私が中国のホテルインターンシップに参加することを決めたのは、こんな思いからです。私と中国語の本格的なお付き合いは、大学3年の冬、北京に留学したときに始まりました。北京での留学生活は、ひとことで言うと、「楽しかった!」。中国 語を勉強することももちろん楽しかったし、色んな国から集まった友人と大騒ぎして遊んだり、中国人の友人と遠出をしたりと、本当に楽しい日々でした。
そして、日々中国語の力をつけていくにつれて、次第に中国語が自分の肌に合っていると感じるようになりました。中国語のあの独特の抑揚が、私の耳にはとても心地よく感じられたのです。
中国でのインターンシップ参加のきっかけは?
大学卒業後、某航空会社と縁があり、空港地上スタッフとして働くことと なりました。私は主に、国際線の搭乗手続き等を担当しており、日々様々な国籍 のお客様と接する機会があったのですが、中国人のお客様もかなり多く、そのなかで、 中国語しか通じないお客様に、中国語で対応するととても喜ばれました。
「あなた と話ができて、安心した」と言われたとき、嬉しく思うと同時に、もっと中国語力を伸ばしたいと思うようになりました。その想いは次第に強くなり、仕事が終わると毎日 インターネットで中国語のニュースを読んだり、ラジオを聴いたりと、中国語と接する時間が自然と多くなっていきました。そうこうしているうちに、中途半端ではなく、 中国語を「仕事」として使えるようになりたいと強く思うようになったのです。
中国語を使いながら、英語も日本語も使い、色々な国の人と一緒に自分の好きな仕事ができる-しかも中国で。私が今いちばんやりたいことが全て詰まっていると直感し、迷うことなく中国で働くことを決心しました。
今後の抱負を教えて下さい!
上海でインターンシップを開始して半年経ちましたが、この道を選択してよかったと心から思っています。始めの1か月間は、慣れない環境と、中国語を使って同僚とコミュニケーションをとる難しさに疲れるばかりでしたが、すべてにおいて「明るく楽しく積極的に」取り組むことで、物事がいい方向に進んだように感じます。
お客様からの大クレームで胃が痛くなったり、同僚の中国人スタッフと意見が食い違い、喧嘩になることもありましたが、日々ホテルで働くなかで、私は本当にこの仕事が好きなんだなあと実感しました。8月からは、同じく上海にある他のホテルに正社員として勤務することになっているのですが、この半年で学んだことを大いに生かして、今後も日々前進していきたいと思います。