アメリカ留学後、中国でのインターンシップへ
アメリカへ留学中に中国人の友達ができ、中国語に関心を持ち始めるようになりました。最初は語学留学にしようかとも考えましたが、「これからは中国が伸びる」という言葉を聞き、やはりせっかくいくのなら中国で仕事の経験もしたいと思い、中国・シンセンの外資系企業営業部にてインターンシップをすることとなりました。
営業の経験はゼロ、最初はやっていけるのかとても不安でした。ところが、驚く事に営業部の人たちは皆女の人で、私よりも若い子たちがバリバリ働いていました。その中で私は日系企業を担当することになり、毎日外回りでした。最初はバスの乗り方も分からず、同僚についていくだけでしたが毎日行くにつれ、いつからか一人でも営業できるようになっていました。初めてのことは全て手探り状態でしたが、終わったあとは達成感と充実感があり、自分への自信にもなりました。
同僚は良い友達、そしてライバル
インターンシップ生だからと言って甘やかしてもらえるわけではありません。言葉も分からないし、考え方も違うし、正直「たいへんだなぁ。辞めたいなぁ。」と思ったこともありました。そんな時は、同僚が助けてくれたり、ボスが食事に連れて行ってくれたりしました。約1年の間、同僚スタッフ達には本当にお世話になりました。
中国ではやはり自己主張をしていかないと生きていけません。皆さん本当に一生懸命に上へ上へ行こうと頑張っています。そんな姿を見て、私は日本人だからと言って怠けているわけには行きませんでした。同僚が時にはいい友達、そして時にはいいライバルのように感じました。
将英語・中国語を使って仕事をしたい
インターンシップ終了後、現地の日系企業への就職が決まりました。今、中国はどんどん発展しています。やる気さえあれば、チャンスはたくさんあると自分の目と肌で実感しました。今の会社は香港にもオフィスがあるので、香港出張の際には英語を使いますし、普段の仕事では中国語を使います。私の中国語はまだまだですが、頑張って勉強をし、自信を持って中国語で仕事が出来るようにな りたいです。そしていつか英語と中国語を使って仕事ができるようになりたいです。