Experiences 海外インターンシップで教師体験 岩井綾子さんのサクセスストーリー

岩井綾子さんの海外日本語教師インターンシップ 体験レポート【第二回】

ここでのすべてが将来につながる!

大学4年次に約半年間、北京のIT関係の会社でインターンシップをする機会に恵まれました。

  • 研修期間 6ヶ月
  • 出発前の状況 宇都宮大学在学中
  • 研修地 北京
  • 今の語学力 中国検定3級、TOEIC 755点
  • 研修先 IT企業
  • 研修内容 日本語教師インターンシップ
海外インターンシップを体験した岩井綾子さん

岩井綾子さん大学4年生

Q&A

インターンシップ中国で「社会」を知る

大学4年次に約半年間、北京のIT関係の会社でインターンシップをする機会に恵まれました。中国語のレベルが十分でなかった私は、会社からほど近い大学留学生寮に住み、他国からの留学生と共に午前中は授業に出席し、午後は会社でのインターンという生活を送っていました。

主な仕事の内容は、社員への日本語教育や簡単な翻訳作業などで、日本語の授業は、ほとんど私が自由に作ることが出来る分、工夫や準備が必要な仕事でした。また、会議を見たり、直接社員の方に話を聞いたりすることで、会社というものの構造や雰囲気、そして、その中での一人一人の役割など、今まで漠然としか描けなかったイメージを、具体的に掴むことが出来ました。

インターンシップで自分を見つめなおす

このようにして、半年間の中国生活を通して私が得たものはたくさんありますが、その中でも最大のものは、やはり「自分の価値観を正面から見直す機会」だったと思います。

中国へ飛び立った当時の私が思い描いていた将来の自分は、外国語を使いこなして国際的な場で働く姿でした。しかし、実際のその理想に近い形で生活をしてみて、私は次のような問いにぶつかりました。自分が本当に望む仕事・働き方とは何か。自分が大切にしたいものとは何なのか。

学んだことを日本の子どもたちに伝えたい

帰国してからも悩み続け、そして出てきた答えは「日本で教師になること」でした。幸運にも、今年度の教員採用試験に合格し、来年からは正式に中学の英語教員になります。中国に行っておいて英語の教員になるというのは、一見結びつかないように思われるかもしれません。

しかし、英語以外の言語を学び、それを使って生活や仕事をすることで「外国語を学ぶ意味」をよりはっきり実感できたことや、日本とは違う価値観の世界に身を置いて多くの人と交流したこと、そして広い視野で自分を客観的に見つめ直せたことは、これから教員として生徒と接していく上で、大いに生かされると思います。自分自身の経験をもって語られる言葉は、説得力をもって子供たちに響いていくと信じて、これからの教員としての人生に熱を注いでいきたいです。

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