蛭崎布紗子さんのホテルインターンシップ
体験レポート |
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インターンシップをするきっかけは何ですか?
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私は以前から将来は航空業界で働きたいと考えていました。そして大学2年の夏に航空会社でインターンシップをする機会に恵まれ、夢をさらに膨らませていました。しかし、就職活動が現実的になってきたころ、それが本当に自分のやりたいことなのか、もしかしたらそれしか見ていないだけなのかもしれない、そう考えるようになったのです。この経験からまた別の新たな目標が見つけられるかもしれない、そのような期待を抱きながら今回のインターンシップに参加しました。 |
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留学しながらのインターンシップはどうでしたか?
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始めの半年は留学しながら研修、残りの半年はフルタイム研修という形でした。前半は、平日は大学で授業、午後と週末は研修という生活で正直大変でした。仕事と勉強の両立がうまくできるほど、私は立派でもなく、がんばり屋でもありません。案の定この1年、机に向かって勉強することはほとんどなく、(これは時間がなかったというより性格の問題です。)
毎日が本当に忙しかったです。 でも本当に充実していました。学校の授業や教科書からでは学べないことをたくさん学びました。自然と中国人の同僚と過ごす間が増えていき、まるで日本でバイトをしながら友達ができていくのと同じように、仕事を通して自然と中国人の友達ができていきました。これもまた留学にはない良さであったと思います。
研修先のホテルは、本当に日本人のお客様の多いホテルで、日本人スタッフは、研修生という立場でありながらも責任重大で、いろいろな面で大変な立場でした。中国人のスタッフには分かってもらえないつらさもあります。くやしくて涙を流してしまうことも何度かありました。そんな時も、同じ日本人スタッフ同士励ましあいながらがんばってきました。限られた期間の同僚でしたが、私にとってとても大切な友達となりました。
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インターンシップ後の新たな目標は?
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中国に来る前は、大学3年生でした。周りの友達が就活をがんばる姿を見ながら、私も 1年後は同じように就活をし、少しでもいい企業に入るためにがんばるつもりでした。
インターンに参加しようと思ったのもその理由があると思います。 しかし今は、卒業後は上海で働きたいと考えています。この上海という都市に魅せられて
しまいました。大学卒業後、新卒で日本の社会に出ないことに不安はあります。でも自分は自分、人と比べず、周囲の評価も求めず、自分が納得のできる、そんな生き方をして
いきたいと思いました。自分に何ができるのか、今はまだ分かりません。期待と不安で いっぱいです。でも、自分のやりたいようにできることにうれしく思っています。
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