インターン先では人事部に配属され、社員への日本語ビジネス教育を担当しました。日本語を教えることは思っていた以上に難しく、はじめのうちは試行錯誤を繰り返しましたが、次第に打ち解けていく中で、お互いが自国の文化や習慣について話しはじめ、中国語と日本語をを交えて様々なやりとりができるようになりました。仕事の合間に中国人社員の方から中国語や中国の習慣を教わることもあり、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
今回のインターンで中国の職場を観察して私が一番驚いたことは、職場における雰囲気が日本とはかなり異なる点でした。日本と比べて、中国の職場はとてもフランクな感じがします。上司もとても気さくな方で、カジュアルな服装が印象的でした。毎日10時と15時になると職場に音楽が流れて皆で体操をしたり、奥の部屋にある卓球場で昼休みにピンポンを楽しんだりするところは、日本では見られない光景でした。日本の職場と比べ、中国の職場は「一人ひとりの距離が近い」というのが私の印象です。同時に、あまり細かいことには拘らず、組織よりも個人が尊重されているようにも見受けられました。 |