学校とは異なるインターンという環境をどのように感じましたか?
学生と社会人の大きな違いは、知識をひたすら貯め込むインプット型、その知識や技術を外に表現するアウトプット型と言われますが、今回のインターンシップを通して、社会に出たら、専門的な知識だけでなく、違う部門の知識など、複数の知識を合わせて処理しなければならないということを感じました。
森下友紀さんの海外企業でのインターンシップ 体験レポート
夏休みに上海でビジネスインターンにチャレンジ。創造性のある仕事に関して考えを深めた森下さん。「体験談」を聞いて見ましょう!
森下友紀さん大学生
学校とは異なるインターンという環境をどのように感じましたか?
学生と社会人の大きな違いは、知識をひたすら貯め込むインプット型、その知識や技術を外に表現するアウトプット型と言われますが、今回のインターンシップを通して、社会に出たら、専門的な知識だけでなく、違う部門の知識など、複数の知識を合わせて処理しなければならないということを感じました。
どのような仕事を担当しましたか?
会社の広告や文章の翻訳を体験させていただきましたが、筆者の表現したいことは変えてはいけないという制約を抱えながら、いくつかある表現の中で、どの表現が1番適当であるか、読者が理解しやすいのか、翻訳者にはそういったセンスが必要なんだなぁと思いました。
また、秋の旅行交流会というプロジェクトに関わらせていただいたことも、今回のインターンシップでの大きな収穫でした。招待状の手配、会社の雑誌やサイト作りなどの過程を経て、今回の交流会ができあがりました。
1日24時間という中でできることは限られますが、それが毎日繰り返されることで、そこにわずかな変化が生じ、それが積み重なって、新しい創造へ向かっていくのだなぁ、と思いました。
仕事を通じて、ご自身に対する新しい発見はありましたか?
今まで強い憧れから記者になりたいと思っていましたが、「文章を書きたい」という自分の性格を知ることができました。
自分の見たもの、聞いたこと、思ったことなど五感で感じた抽象的なものを、言葉という媒体を通して、はっきりとした形をもったもの、具象的なものに表現することが、こんなにも楽しくて、魅力的なことなんだということが、強く身に沁みて思いました。
普段大学でレポートが書けること、文章を書けるということが、私にとってどんなに幸せなことか分かりました。パソコンの技術面でも仕事で実践しながら勉強になりました。
中国の企業やビジネスを体験し、どのような印象を持ちましたか?
実際にビジネスが行われている場面を、自分の目で見ることができたことも、貴重な体験でした。交流会で、受付を終えてすぐに名刺交換を始め、自分の会社のサービスや商品を売り込む姿勢に、世界市場で今1番注目されている上海の地にいるということを実感しました。
しかし、せっかくたくさんの有名企業が来ていたのに1社から名刺をいただけただけで、私には自分を売り込む姿勢が足りず、お話も聞けなかったことは反省しています。
また、中国の方と一緒の会社でお仕事をさせてもらえるという、貴重な環境の中で、上海人女性はかっこいいなと思いました。彼女たちの、外国語を学んで見識を広げたり、新聞を読み時事問題に関心を持つなど、おしゃれに気を使い、自分磨きにも仕事にも前向きな姿勢は、とても新鮮で、尻込みしがちな私は見習わなければなぁと思いました。
最後に今後の目標をお聞かせください!
旅行交流会のイベントを作り上げる過程に携わり、昨日は無かったものを、今日は有るものにするということのおもしろさを感じました。記者、作家、デザイナーだけでなく、旅行社、ホテル、銀行など、どんな職業の人でも、皆それぞれ1人のクリエーターであり、私も将来そのクリエーターの中の1人として社会に出られれば、と思いました。