ありのままの中国の魅力
2年前の夏、私は留学生として中国の地を踏みました。初めの1年間は成都で、その後 は広西に移り、半年間中国語を勉強しました。「なぜ成都と広西なのか」とよく聞かれますが、私がそれらを留学先として選んだ理由は、学費や寮費が安かったことと、日本人留学生が少なかったことからでした。
比較的田舎の場所だったので、街に出れば中国人と同じように溶け込めるし、ひとたび日本人だと分かると興味津々で会話に付き合ってく れます。そんな素朴な町が、私はとても好きでした。
渡辺恵子さんの海外企業でのインターンシップ 体験レポート
短大を卒業後、1年半中国で留学されていた渡辺恵子さん。「社会の一員としてもう一度中国に行きたい!」そんな彼女の「我的故事」を聞いてみましょう!
渡辺恵子さん社会人
ありのままの中国の魅力
2年前の夏、私は留学生として中国の地を踏みました。初めの1年間は成都で、その後 は広西に移り、半年間中国語を勉強しました。「なぜ成都と広西なのか」とよく聞かれますが、私がそれらを留学先として選んだ理由は、学費や寮費が安かったことと、日本人留学生が少なかったことからでした。
比較的田舎の場所だったので、街に出れば中国人と同じように溶け込めるし、ひとたび日本人だと分かると興味津々で会話に付き合ってく れます。そんな素朴な町が、私はとても好きでした。
インターンシップでもう一度中国に行きたい
淡い幻想を抱いて中国に渡った私でしたが、実際の中国には私が求めていた以上の魅力もたくさんありました。言葉の違いはもちろん、生活習慣や物の考え方の違い、似てい るようで似ていないインターンシップでもう一度中国に日本と中国の違いを面白いと感じられるようになった頃には、中国語も上達し、中国という国の魅力にすっかりとりつかれてしまっていました。
幻想ではなく、私はありのままの中国を好きになったのです。もう一度中国に行きたい。今度は留学生としてではなく、社会の一員として中国に住みたい。帰国して数ヶ月、そんな思いを抱いていた矢先に、私はCIPさんと出会ったのです。
さらに強くなるための旅立ち
そして、何回かの面談や企業側の面接を経て、今月の初めに日系大手半導体メーカーでの インターンシップを決めました。こんな早くにまた再び中国の地を踏めるようになったことを、と ても嬉しく思います。
向こうでの生活がどんなものになるかは、まだ想像もつきません。短大を卒業後すぐに留学、帰国して1年ほどで仕事経験もあまり豊富でない私にとって、 それは多少辛い道のりかもしれません。ですが、前回中国で養われた行動力と自信を持 って、さらに強くなるために、私は旅立ちたいと思います。