杉永梨奈さんのビジネスインターンシップ
体験レポート |
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2012年9月16日18時20分、上海浦東空港到着。
空港の出口では、会社が手配してくださった運転手さんが
「RINA SUGINAGA」と書いた
紙を掲げて迎えに来てくれていました。
自分専属の運転手にまず感動しました。
また、空港から上海市内への移動中に
車窓からみた景色は「都会」!
巨大な電飾で飾られた派手なビルが
いつまでも続き、 東京、大阪とは比べ物に
ならないくらいと栄えていると感じました。
「明日は初出勤か…」と不安を感じながらも、
1日目は上海の活気ある空気に驚き、浸っていました。
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一緒に働いている社員の方たちは気さくな方が多く、
休憩中には様々な話題について話し合い交流を深めています。
昼食はもちろん、夕食に連れて行ってくれることも多く、
職場の方たちにはいつも大変お世話になっています。
そんな社員の方々は中国人なのに驚くほど日本語が
ペラペラ。
つい日本語で質問に答えそうになりますが、
そこはあえて中国語で返答するよう心がけています。
実際、仕事に関して理解できない場合は日本語を使うこともあります。
しかし、インターンシップが終わるころには中国語だけで仕事ができるように
なりたいので、これからも積極的に中国語を使い、学びの多い日々にしていきます。
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私が渡航したちょうどその時期、日中関係がとても緊張している状態でした。
渡航前、現地にいる知人や会社の人に連絡して実際の状況を何度も確認しましたが、
渡航直前まで不安と恐怖でインターンを延期または中止しようかと迷っていました。
しかし、今では中止しなくて良かったと思っています!
実際上海に来てみると、反日の雰囲気はほぼ感じませんでした。
国籍関係なく出会った人々に支えられ、様々な考え方や価値観に触れ、
日々良い刺激をもらいながら成長していることを実感しています。
とはいえ、まだまだ油断は禁物だと
自分に言い聞かせて行動しています。
こんな情勢の中でも後ろ向きにならず、
残りの3ヵ月半も活発に過ごしていきたいと思います!
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杉永さんからのメールをご紹介 |
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杉永さんがCIPスタッフにくれた
メールをご紹介します。 |
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現在、私は主に営業や通訳・翻訳業務に携わっています。
私がいるチームは、UPSという一瞬でも停電や電力障害を起こさないよう電力の安定供給をするための機器を扱っているのですが、私はもともと文系なので電気の知識があるわけもなく、毎日悪戦苦闘しています。 UPS事業に携わり、データセンターやメーカー工場など様々な業種の顧客訪問を通じて、このUPSという機器がどのように社会に作用しているのかを知り、企業と社会とのつながりを少し理解できたことは大きな収穫でした。
また、私は日本語、中国語、時に英語を用いて
資料の翻訳業務をすることが多いのですが、
この資料作成や営業活動を通じて基本的な
用語の知識やWord・Excelのスキル、
さらには挨拶、マナーに至るまで、本当に
社会人 としての基本を身に付けることが
できたと実感しています。
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一番の違いは、仕事に対する価値観や考え方だと思います。
日々中国人社員と共に働いているうちに、日本人と中国人の労働観の違いが見えてくるようになりました。
もちろん価値観や考え方は人それぞれですが、ハッキリと違いがわかるのは、日本人は仕事に対する責任感が非常に強く、中国人はプライベートを重視する傾向があるということです。 これが顕著に現れているのが残業です。驚くことに、定時になると中国人社員は一斉に帰宅します。ほとんど残業をしないんです。定時後のオフィスを見渡せば、残業している社員はほぼ日本人だけ。私は、「どうしてもこの仕事を今日中に仕上げたい」とか、「上司の手伝いをしなくちゃいけない」などと責任感を感じて残業をするのですが、中国人社員の方々はインターンシップ生が残業しているのを少し不思議がっているようです。
当然、自分の身体や家族との時間も大事なので、どちらが良いとは一概に言えないと思いますが、そういった労働観の違いを知り、いかにうまく付き合うかが大切なのだと感じました。
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中国人とスムーズにコミュニケーションが取れるようになったことです。
たった1ヶ月でもここまで中国語が上達するのかと、自分でも驚いています。
周りの会話をだいぶ聞き取れるようになりましたが、
時々分らない単語があったらまだ混乱してしまいます。しかしそんな時はすかさず(これは何ですか?)と聞き、
一つずつ理解していくよう心がけています。
毎日このようなやり取りをしているおかげで単語力もアップし、今ではスムーズに会話ができるようになりました。
また、先日部屋の電気スイッチが壊れたのですが、
冷静に管理会社へ電話連絡をし、修理工さんの手配をして、修理の立会いの際にも事情を事細かに説明できている自分に気づき、「こんなに会話力が身についていたんだ!」と感じ、とても嬉しくなしました! |
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今の仕事に携わってから3ヶ月が経過し、現在はコミュニケーションの重要性を特に感じています。
例えば上司から事務仕事を任された際に、ただ作業として淡々とこなすのではなく、その業務の目的を踏まえて行うことでより質の高い仕事ができるようになる。そのためにも、いかに上司の真意を感じ取ることが大切だということを学びました。いつも頃合をみては尋ねてみるのですが、ひとつひとつを細かく質問すると上司の仕事の邪魔になってしまう可能性があるので、状況を把握すること(空気を読むこと)も大切だと感じています。そして、これは営業活動でお客様にヒアリングをする際にも同様だと気付きました。ビジネスにおいて、コミュニケーション能力はとても重要な力であり、今後も仕事を通じて磨いていきたいと思います。
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11月に上海で大規模な工業展示会があり、
その説明員として参加した時のことです。
展示会で私に課された仕事は、お客様に対する製品紹介を通じて新たな販路を見出すという、実に営業らしい仕事でした。しかし、
営業らしい仕事を任されたからといって浮かれてなどいられません。会社指定のジャンパーを着て展示場に立つと、来場者からは会社のスタッフとして見られるため、中途半端な対応ができないという責任を感じました。さらに、上司や先輩たちが多忙だったため、
一人きりで対応しなくてはならない時もあることを知り、展示会が
開催されるまでは製品知識や説明するための中国語を猛勉強しました。それでも、お客様の対応をしている際、製品について分らないことや中国語で対応できないことがあり、非常に緊張し苦労しましたが、周りの人たちに助けられながら不明点を解消し、困難を乗り越えることができました。無事に5日間の展示会を成功させることができた時の達成感は、言葉に表せないほど素晴らしかったです。
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最も面白みを感じるのは、営業周りや製品試験の立会いなど、会社から出て顧客訪問しているときです。お客様は金融系、通信系、メーカーなど多種に渡るので、本当にいろいろな業界を見ることができました。特に、企業の責任者からその会社の現状や方針、問題点などを聞くことは、とても良い勉強になりました。
また、以前某日系化学メーカーの繊維工場を訪問させていただいたことがあるのですが、そちらの総経理がとても親切な方で、なんとご厚意で生産工場を案内していただけることに!そこではいつも身に付けている衣料生地の編み立ての状態や染色工程を目の前で見学することができ、本当に貴重な体験をさせていただきました。 |
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