不安から出発したインターンシップ
本当に社会で通用するスキルを持っているのか?まだ学生で仕事経験に乏しく、また大学で中国ビジネスの研究をしている自分にとってのこの不安がインターンシップを始める動機でした。そして貿易会社を選んだのは更に自分の専門分野を持つためでした。
森啓輔さんの海外企業でのインターンシップ 体験レポート
貿易会社でのビジネスインターンシップに参加した森啓輔さん。彼の「我的故事」を聞いてみましょう!
森啓輔さん大学生
不安から出発したインターンシップ
本当に社会で通用するスキルを持っているのか?まだ学生で仕事経験に乏しく、また大学で中国ビジネスの研究をしている自分にとってのこの不安がインターンシップを始める動機でした。そして貿易会社を選んだのは更に自分の専門分野を持つためでした。
貿易の流れを理解
主な仕事内容は出納帳の日本語への翻訳から始まり、引き合いのあった商品の中国内での調達、輸送会社への連絡等でした。調達においては取引商品を扱っている会社を自分で探して自分で電話し、価格等聞いた内容を上司に伝えて、OKサインがでたら次は輸送会社へ連絡しました。
この一連のプロセスを通じて厳しいと感じたのはやはりコストに関する事です。実際に原価計算をして引き合いの価格から利益を出す事ができるか、そのための価格交渉が自分の中で一番難しかったです。何はともあれ貿易の流れが分かったことが一番大きかったです。
「求知若渇」の精神でインターンシップ
また仕事の合間の雑談も中国(経済、文化)の理解を深める上で非常に参考になりました。何に関しても当たり前な事ですが、大事なことは自分で積極的に分からない事を質問する事です。このインターンシップを始めるにあたって履歴書の中で自分を中国語で「求知若渇」と表しました。
これは知識を貪欲に求めるという意味ですが、これを念頭において臨んだからこそ得るものも多かった気がします。そして今思えばそういう機会を得たという意味でもインターンシップをした価値が大いにあった気がします。
新しいプロジェクトにチャレンジ
今インターンシップは一ヶ月が過ぎ、会社はまた新しいプロジェクトを始めます。僕は運がよく、このプロジェクトに参加することができました。今の自分の仕事は市場調査です。実際これは大変な作業ですが、商品を考えてビジネスを作り出すという事に参加できるのでとても面白いです。
これらインターンシップを通じて中国で得た事はこれから中国と関わっていく中で自分にとっての基礎になると思います。そして更に自分を成長させるためにも残りの期間を頑張っていこうと思います。