Experiences 海外インターンシップで教師体験 三宮翔太さんの体験日記

三宮翔太さんの日本語教師インターンシップ日記

ここでの全てが、将来につながる!

三宮翔太君に密着取材!
中国が初めての三宮君だけど、平君と一緒に中国での日本語教師インターンシップにチャレンジ。ついでに体験日記も大公開!

  • 研修期間 1ヶ月
  • 出発前の状況 大阪経済大学1年生
  • 研修地 天津
  • 今の語学力 中国語初級
  • 研修先 天津市政府 人材育成センター
  • 宿泊先 大学の学生寮
  • 研修内容 日本語会話教師
三宮翔太さんのインターンシップ

三宮翔太さん大学1年生(19歳)

三宮翔太さんの日本語教師 体験日記

中国最高! 2004-03-01

中国でのインターンシップ初日!初めて本場中国の中華料理を食べた。「大きい!」、「旨い!」、「安い!」の三拍子揃った食事だった。食事代は3人で食べて50元(日本円で700円)という安さでお腹いっぱいになったことに、ものすごく感動した。

明日から日本語教師のインターンシップが始まる。その教室を見に行ったら素晴らしい教室が用意されていた。その期待に応えるためにも良い授業ができるようにこれから平と頑張ろうと思う。

「中国最高~!!」って帰り道に2人で叫んで1日を終えた。

サンちゃんって呼んで! 2004-03-04

授業3日目。生徒達との距離が縮まってきたので、授業もとても進めやすくなった。日本でのあだ名"サンチャン"が生徒達にも定着したので親しみを感じる。「先生」って呼ばれるのは恥ずかしかった。夜は日本語サークルに呼ばれてまた新しい出会いがたくさんあった。そこでも自己紹介をした平の自己紹介のときに「好きな女性のタイプは?」と聞くとみんな大声で笑っていた。我高興!!

王府井に買い物 2004-03-06

中国生活における初の週末、北京の王府井へ買い物に行った。王府井での買い物の中でチベット族の人達との出会いが印象的だった。そのお店でサリーを買うとお店の小姐がおまじないをかけてくれた。何やらこのアクセサリーを午前9時の朝日の中でつけると良いらしい。何だか不思議な雰囲気を持った人達だった。

 市場では値段交渉が楽しくて「太貴了。」「不要。」「便宜一点?。」と熱くなって話す声は周囲に響き渡るくらい大きかった。とても安く買い物ができて良かった。

不要香菜 2004-03-08

中国での生活が一週間過ぎた。体調は万全だけど、乾燥した気候にはまだ慣れていない。今日は日曜日、ゆっくり休むことにしよう。それにしても、やっぱり中国では中華料理が一番旨い!でも香菜は嫌いだ・・・これから食事の時は「不要香菜。」と言おう。

今日は中国の家庭教師の方が来られた。英語を共通語として授業していただいたので2時間の会話すべてが英語か中国語だった。こんな体験は初めてだ。中国語と同時に英語まで上達するではないか!!!でも小森や平にくらべて英語力が足りないので悔しかったが、この体験を生かして英語と中国語の両方を上達できたらうれしい。

 これから、まだまだ実りある生活が僕を待っているに違いないだろう。体調に気をつけて、BESTを尽くすぞ!

久しぶりの日本食 2004-03-10

今日、授業後に逆に僕らが生徒となって、皆が中国語を教えてくれた。会話は全部中国語だったので、難しかったが、教える皆なも難しそうだった。今日の夜はカルフールの中にある日本料理屋で食べた。「ボダデ」「コッロケ」「しゃっけ」とか意味不明なメニュー表記が多かったけど、味はとても美味しく、久しぶりに日本を感じた。

俺は男だ! 2004-03-13

朝、車に乗って移動・・・(睡眠)・・・目が覚めると、初めて見た中国の山!!・・・木が無いではないか。そして万里の長城に到着。でっかい壁が何十キロも続いていた。僕は当時の兵士の気分でしばらく歩いたが、坂が険しすぎて足が笑っていた。でも「万里の長城を登りきれなかった奴は男じゃない!」って聞いたから意地でも長城を目指した。道を間違えても「男になりたい!!」と思って最後は必死になって走った。そしてついに・・・我登了万里長城!! 真の男になれたかな?!

はっと気付くと残り10日 2004-03-18

中国でのインターンシップもあと10日だけかぁ~。あぁ嫌だなぁ、日本語教師の授業も生活にも慣れてテンポ良く過ごす事ができてきたのに・・・こりゃーもう中国に染まってしまったのではないだろうか?!中国以外で生活してもこんなに楽しめたのかなぁ??なんか自分と中国の風土、環境が合っている様に感じてきた。これは遠い先祖がこの中国大陸で生活していた証拠だろうか?落ち着いているようで、日々めまぐるしい発展をとげている中国、これからもその変化をずーっと見続けたいと思った。

最後の授業 2004-03-24

今日で僕達の授業が終わった。日本語教師としてインターンシップを終えたのだ。最後はリスニングを主に授業をしたが、みんなのリスニング能力は上がったように感じる。授業を終えてもなかなか教室を後にすることができなかった。ただひたすらこの出会いに感謝していた。帰り道を歩く足取りも重かった。みんなありがとう。そして共に日本語教師として頑張ってきた平もありがとう、お疲れ様でした。そして学校よ、いい思い出、最高の出会い、経験をくれてありがとう!謝謝。

これでお別れ 2004-03-25

今日でこの学校ともお別れだ。授業は昨日(24日)をもって終了したのだが、課外授業の日本語サークルを開いてくれたのだ。教室には華麗な飾りで、風船には「三ちゃん」「平ちゃん」とかかれており、音楽は涙腺が緩みそうなテンポの曲が流れていた。今日で最後なんだな~と実感してなきそうだった。俺たちのためのいろいろな遊びやクイズが行われた。最後にちかづくとリーダーがTシャツを俺たちに渡してくれて、そこにいた全員がそのTシャツに言葉を書いてくれた。今は読めないけど読めるようになりたい!この宝物は自分の部屋に飾るつもりである。そしてこのTシャツを見るたびにこの1ヶ月を思い出して泣くのかな!?本日をもってこのインターンシップは終了した。僕たちは何を伝えることができただろうか?逆に教えてもらうことのほうが多いような気もしたが・・・。

お問い合わせ・資料請求は

0120-712-118

cip@chinainternship.com

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